朝6時過ぎに看護師から体温、血圧などのチェックを受けると、僕はすぐにシャワー室に行って、朝シャンと決め込む。そして一階に降りて、カップのホットコーヒーを買い、ロビーの隅っこのソファーに座って飲む。ここは特に朝、エアコンデショナーの調子がよくて快適に過ごせるのだ。
それから後はずっと、食事とリハビリ以外は、病棟の奥まったところにある待合室で本を読んだり、テレビを見たり、お茶を飲んだりして過ごす。その場所は穴場で、耳が聞こえない鎖骨を骨折したおばあちゃんと僕だけのときが多いのだ。
きっと、おばあちゃんも病室の居心地悪くて、さまよった挙句にこの場所を見つけたんだろう。
僕たちは距離を詰めることなく、かといって開けることもなく、お互いに干渉することなく、でも無視することもなく、お互いに心地よい空気の中で何時間も一緒に過ごす。
夏の暑い日に涼しい場所を見つけて、そこでじっとしている猫みたいに。
頑固なじいさん達は相変わらず病室から出ようともせず、おやつを食べながらぶつぶつと看護師の悪口を言っている。猫になればお気楽に過ごすことができるのにね。
2009年10月02日
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病院生活もなかなか快適に過ごされているようで^^
雑多に人がいるところや所在無いときにはネコになるのが一番ですね。空気のように害のない存在でいられます。たまにかまってくれる人や、自分がかまいたい時の一時的な関係もまた面白いですが。
鯛せんべいは東京にもあるでしょうか。度々話にのぼるので私も食べてみたくなりました。
それにしても、こんなに長く入院させてくれる病院、親切ですねえ。
ドイツだったら、とっくに退院させられて、リハビリセンターに通えというはずです。日本の医療福祉って、まんざらでもないのでしょうか。
退院しました。ちょっと掃除したりするだけでも疲れてしまうので、なんだかなあと思いながら生活してます。
鯛あられはいまだ捜索中です。
手と足のどちらかだけだったら、もっと前に退院できたんだと思います。松葉杖も使えなかったものですから。
でもたぶん過保護なんでしょうね。出産の時もアメリカだと生んだらすぐに追い出されるって聞いていますし。