2012年10月29日

僕は迷わない

コンビニに入った。スーパーを利用することが多い僕にとっては、月に1度の市場調査なのである。

菓子コーナーで歌舞伎揚が目に入る。そうだね、久しぶりに食べてみよう。ほうじ茶をいれて、パソコンで動画でも見ながらガリゴリと食べる。そしていつの間にか一袋全部食べ切ってしまう。
いい感じ。

ところがその近くにぼんち揚があるではないか。
その昔、僕はぼんち揚工場の前を通って、さっそうと自転車通勤してたのだ。だから何の関係もないんだけれど、勝手に親近感を持っていて、気持ちにバイアスがかかってしまう。

どちらを買おう。
同じサイズで同じ値段。ルックスも似ている。歌舞伎揚の方が色がちょっと濃いぐらいの違い。味はぼんち揚の方が軽めだった記憶がある。
すんなりとは決められない選択。

でも僕は瞬時に決断をくだした。
博愛主義者で優柔不断な僕は両方を買ったのであった。

kabukivsbonchi.jpg
posted by なり at 06:23| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月28日

鴨南蛮大盛り

わが町には鴨南蛮を食べさせてくれる店がない。少なくとも僕は知らない。それは秋風のようにとても切ないこと。我が倉敷は讃岐うどん圏なのである。
それでも当然、風が冷たくなってきたら気持ちは鴨南蛮、そして鴨鍋となる。

僕はお肉の中では鴨が一番好きなのだ。もちろん僕が食べるのは合鴨だけれど、それでも鶏肉と違って滋味と表現するのがぴったりの旨み、味わいがある。

したがって、食べさせてくれるところがないのであれば、鴨南蛮は自分で作ることになる。
干しいたけで出汁をとり、しょう油、日本酒、みりん、砂糖を適当に加えてかけ汁を作る。いい加減。なにしろ鴨肉から十分な出汁や風味が出てくるので、適当でいいのだ。
そこにメインの鴨肉、太ネギ、小松菜、にんじん、しめじやらを投入。野菜が多いのはしっかり鴨肉の出汁をすってもらって、鴨肉のおいしさをとことん堪能するため。

スープを味見してみる。ふぅ、夢見心地。

多めの棒そばを湯がき、丼にスープを注いでおく。そばを入れ、どさっと実をのせる。大盛り。見た目はクールじゃないけれど、そんなこと僕の鴨への愛の前には何ら障害にはならない。
それをあっという間に食べ切ってしまう。そして確信するのだ。ああ、これで秋、そして寒い冬を穏やかに、でも少し軽やかに過ごすことができると。

kamonanba.jpg
posted by なり at 07:09| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月25日

安ワイン

イタリアで取材して作った料理番組の中で、パーティに呼ばれた近所のおじさんが自家製のワインを持参してくる場面を何度か見た。
僕はこれがうらやましいのだ。なんだかね、気取ってなくって。
きっと味はボジョレーヌーヴォのようにフレッシュ。そして適当で微妙な味。なんせ手作りだからね。我が家の梅干みたいなようなものだ。

そんなあこがれもあって、僕はフレッシュで安いワインが好きなのである。がぶがぶと気取らずに飲みたいのである。
昔、僕もいい歳なんだからと、それなりのワインを飲んでた時期もあったんだけれど、だめ。どうも落ち着かなかった。

つまり僕は安上がりな男なのである。

今、一番のお気に入りはクァジ・クァジ。近所のスーパーでは1本498円で売られているイタリア産赤ワイン。いわゆる円高還元の安ワイン。
quasiの意味を、頼りにしているイタリア料理用語辞典で引くと「ほぼ、だいたい」。うん、いい名前。

春に見つけてからすでに30本は飲んでいる。
5000円ぐらいのワインをずらっと並べた中にこのワインを入れて試飲しても、僕はきっとこれがおいしいと選ぶはず。それぐらい愛しい。
ま、銘柄と値段が分かったら、気持ちは揺らいでしまうだろうけど。

今の僕はこのワインがメジャーになって、輸入され続けることを切に願うのである。

quasiquasi.jpg
posted by なり at 06:16| 岡山 ☁| Comment(11) | TrackBack(0) | 食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。