2012年04月20日

イワシとツバメ

イワシが安かった。パックに「超特価」ラベルが貼られているぐらい。旬なんだろうな。イワシだって暖かくなれば調子に乗って網にも引っかかってしまうというわけだ。
つみれにして、つみれ汁か揚げることにした。イワシは字のごことく弱っちい魚なので手開き。楽勝。包丁で叩いてミンチ状にする。

するとそこに突然、我が台所にばたばたと謎の生命体が侵入してきたのだ。コウモリかと最初は思ったんだけれど、まだ世間は明るい。ツバメだった。
あれ、ツバメはイワシを食べたっけ。それはカモメか。

きっと父がいつものように玄関ドアを開けっ放しにしていて、そこから入ってきたんだろう。
焼き鳥にしてもまずそうなので、窓を開けてそこから出るように誘導した。なんだかとてもよい行いをした気分。

調理に戻る。ふむ、気分が変わってしまった。パン粉を混ぜてイワシのハンバーグを作りたくなったのだ。夕食の一品にしようと思ってたんだけれど、ま、このイワシバーグはおやとして食べよう。
ということで、ツバメがやってくる季節はイワシが安いと覚えることにしたのであった。

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posted by なり at 06:45| 岡山 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月07日

小なす

スーパーで小箱にきちんと詰められた小なすを見つけた。あまりにも愛らしいので、しばらく見ていた。僕は丸くて小さな食材に対して父性本能をくすぐられてしまうのだ。
もちろん、迷うことなく、いやむしろ尻尾を振りながら買った。

帰りがけにどうやって食べようかと考える。
麹漬けの床があるので、まずは麹漬けだ。ぬか漬けの床もあるけれどパス。芥子漬けに挑戦してみようか。
豚肉と一緒に味噌炒めにして小鉢に盛るのも小洒落ている。天ぷらもいいな。

はっと、ニタニタしている自分に気づいた。ロードバイクに乗っていたので、その顔を世間にさらしている。
あわてて困った顔して誤魔化す。小なす料理の思考をストップ。

でも、ああ、再開してしまった。まずは家についたら写真に撮って、ネットで芥子漬けの作り方を調べよう。
それから、6つほどを洗って、半分に切って、麹に漬けるのだ。

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posted by なり at 06:28| 岡山 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

いかなごの新子

地元で捕れた魚介類が充実しているスーパーで、いかなごの新子を見つけた。
僕の心は少しだけ高揚した。ああ、もう春なんだなあという気持ちと、近所の漁港にもいかなごが入ってくるんだという驚き。

いかなごは春を告げる魚である。僕はいかなごの本場、明石に住んでいたことがあるんだけれど、3月を過ぎたあたりからスーパーや地元の商店街に大きめのビニール袋に詰めらられたいかなごが並ぶ。
買っていく人を見ては、あの人はこれからくぎ煮を作るんだなあと見送っていた。僕には正月の雑煮と同じくらいハートフルなことに思えたのだ。

だから、春にいかなごのくぎ煮を作るという素敵な習慣を我が町でも続けられることがとてもうれしい。

さて、今年のくぎ煮はうまく炊けるだろうか。いつもぐじゅってつぶれてしまうんだよなあ。

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posted by なり at 06:27| 岡山 | Comment(4) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする